AI活用事例レポート
AI Implementation Case Study

営業・査定業務のAI活用で
生産性を抜本的に向上

経営サポート事業部の営業ワークフロー自動化を起点に、リユース事業の査定業務・コンサルティング提案書作成まで、 全社的なAI展開を段階的に実現するプロジェクト。

Company
株式会社プリマベーラ
対象部署
経営サポート事業部(7名)
会社規模
約400名
事業領域
コンサル / リユース / 整骨院
Background & Challenges
現状の課題
商談件数が多く、準備・後処理に時間を取られているため、コア業務に集中できていない
課題 1 — 提案書作成に1.5時間/件

ヒアリング内容をもとにCanvaで提案資料を個社カスタマイズ。情報の転記・資料編集に毎回1〜1.5時間を要している。営業4名×複数件/日 = 膨大な工数ロス。

課題 2 — 商談メモ・議事録の手動管理

Zoom商談後の文字起こし・要約・ファイル整理をすべて手動で実施。情報共有の遅延や漏れが発生しやすい状況。商談件数が増えるほど負担が拡大する。

課題 3 — リユース査定に20分/件(最大100件/日)

衣類・ブランド品の買取査定は相場検索〜金額算出まで1件20分。1日100件の繁忙日は34時間相当のスタッフ稼働が査定だけで消費される。

課題 4 — ワークフロー構築に着手できない

「やりたいことは明確だが、構築にどれだけ時間がかかるか分からない」という見通しのなさから、AI活用の具体的な着手が進んでいない。

Implemented Workflow
導入済み:Zoom商談 → 議事録 → Google Drive 自動格納
商談終了と同時に文字起こし・議事録がクラウドへ自動保存。手作業ゼロを実現した第一弾ワークフロー。
ステータス:稼働中

実際に構築・テスト完了済み。経営サポート事業部の営業4名が即日利用可能な状態。

Step 1
Zoom商談
ヒアリング / 提案を実施
Step 2
自動文字起こし
商談終了をトリガーに即時処理
Step 3
AI議事録生成
要点・決定事項・ネクストアクション抽出
Step 4
Google Drive格納
顧客名フォルダへ自動保存・共有
Before(導入前)
  • 商談後に手動でメモをまとめる(15〜30分)
  • ファイル名・保存場所を各自管理 → 属人化
  • 共有漏れ・バージョン違いが発生
After(導入後)
  • 商談終了と同時に自動処理 → 0分
  • Google Driveに一元管理・命名規則統一
  • チーム全員がリアルタイムで参照可能
AI Workflow Proposals
営業ワークフロー自動化 — 提案フロー全体像
ヒアリング準備から提案書作成・商談後処理まで、3フェーズすべてをAIで効率化する
フェーズ 業務内容 現状工数 AI後工数 優先度
1. ヒアリング準備 会社情報収集・課題仮説立て・質問設計 30〜45分/件 5〜10分/件
2. 提案書作成 ヒアリング情報をCanvaテンプレートに反映 1〜1.5時間/件 15〜20分/件
3. 商談後処理 結果記録・CRM更新・次回アクション設定 20〜30分/件 5分以下/件
Workflow Detail
フェーズ 1:ヒアリング準備の自動化
Input
会社名 / URL入力
担当者が1行入力するだけ
AI処理
企業情報スクレイピング
業種・規模・事業内容・SNS等
AI処理
課題仮説生成
業種×フェーズから推定
Output
ヒアリングシート出力
確認・修正して商談へ
フェーズ 2:提案書自動生成
Input
商談メモ / 議事録
自動生成された議事録を活用
AI処理
課題・ニーズ抽出
ヒアリング内容から構造化
AI処理
提案文・スライド原稿生成
テンプレートへの差し込みテキスト自動生成
Output
Canva / スライド反映
最終確認のみで提案書完成
Additional Use Case
リユース事業:買取査定AI
1件20分の査定を5分以下へ — 1日100件の繁忙時に最大約25時間分の工数を削減
Input
商品情報入力
ブランド / 状態 / カテゴリ
AI処理
相場データ自動取得
メルカリ・ヤフオク等から相場収集
AI処理
査定金額算出
過去データ×相場×状態係数
Output
スタッフ最終承認
8割はAI提示額をそのまま採用
ポイント:8割はシステマチックに算出可能

全査定案件の約80%は相場×状態の組み合わせで機械的に金額算出できる。残り20%の難易度が高いケースのみ熟練スタッフが判断する分業体制を構築。

Implementation Roadmap
展開ロードマップ
経営サポート事業部での実証 → 全社展開の順でリスクを最小化しながら進める
Phase 1 — 完了
Zoom商談 → 議事録 → Google Drive 自動格納
経営サポート事業部の商談全件に適用済み。手動メモ作業ゼロを達成。
Phase 2 — 直近(〜1ヶ月以内)
ヒアリング準備 + 提案書自動生成ワークフロー
営業4名の提案書作成工数を1.5時間 → 20分以下へ短縮。1件あたり70分超の削減。
月30件商談なら月60時間超の工数削減 = 1.5名分相当。
Phase 3 — 翌月〜
商談後処理の自動化(CRM更新 / 次回アクション)
議事録からCRM入力・フォローアップ設定を自動化。営業後処理を5分以下に。
Phase 4 — 3ヶ月以内
リユース事業:買取査定AIの実証導入
経営サポート事業部での実績をもとに、リユース事業部へ展開。査定時間を20分 → 5分以下へ。
Phase 5 — 将来展開
整骨院・他事業部への全社展開
予約管理・スタッフシフト最適化・カルテ入力補助など、整骨院固有の業務にも応用。400名規模の全社DXへ。
Expected ROI
期待される効果
商談議事録作成時間
15〜30分/件
0分
完全自動化(Phase 1 達成)
提案書作成時間
90分/件
20分
78%削減
月間削減工数(営業4名)
月240時間
月50時間
約190時間 / 月削減
買取査定時間
20分/件
5分
75%削減(100件/日対応)
定量効果:工数削減
  • 営業4名の提案書工数:月60〜80時間削減
  • 議事録作成:完全自動化で月40時間以上削減
  • 査定業務:最大25時間/日の削減(繁忙時)
  • 合計:月100〜200時間超の工数創出
定性効果:質の向上
  • 顧客情報の一元管理・属人化解消
  • 提案書のカスタマイズ精度向上
  • コンサルタントがコア業務に集中
  • 他部署への展開テンプレートとなる
Technology Stack
使用ツール・技術構成
ツール 用途 ステータス
n8n ワークフロー自動化エンジン(各ステップの接続・制御) 導入済み
Zoom API 商談録画・文字起こしデータの取得 稼働中
Google Drive API 議事録・提案書の自動格納・整理 稼働中
Claude / Gemini Enterprise 議事録生成・提案文作成・仮説立案 稼働中
Claude Code ワークフロー設計・カスタマイズ・社内展開 活用中
Canva API連携 提案スライドへの自動テキスト反映 Phase 2
Chatwork ワークフロー完了通知・チーム共有 連携予定